先制点を決めたMFエムレ・ジャン【写真:Getty Images】
【クリスタル・パレス 2-4 リバプール プレミアリーグ第10節】
現地時間29日にプレミアリーグ第10節が行われ、リバプールはアウェイでクリスタル・パレスと対戦。ロベルト・フィルミーノなどのゴールにより、打ち合いを制したリバプールが4-2で勝利を収めている。
現在首位に立つマンチェスター・シティとアーセナルが共に勝利したために、勝てば再び勝ち点で並べるリバプール。そのような状況の中、リバプールのユルゲン・クロップ監督は左サイドバックのミルナーのみアルベルト・モレノに代えた前節とほぼ同様のフォーメーションでこの試合に挑んだ。
先制したのはリバプール。16分、コウチーニョからの浮き球に反応した左のA・モレノが折り返すと、走り込んでいたジャンがシュートを流し込む。
すると、C・パレスも反撃に出る。18分、ロヴレンがクリアし損ねたボールがアシストとなり、マッカーサーがヘディングで押し込んで試合を振り出しに戻した。
しかし、その状況も長くは続かずリバプールが直ぐに逆転に成功。21分に左CKから先ほどミスをしたロヴレンが頭で合わせ、ミスを帳消しにした。
ところがC・パレスも引き下がらない。33分、今度は左サイドからのクロスに再びマッカーサーが頭で合わせて2-2。再び同点に追いついた。
すると再びリバプールが逆転に成功する。44分、今度は右CKからマティプが頭で合わせて2-3。打ち合いとなった前半を1点リードで折り返す。
そして迎えた71分、リバプールがさらに追加点をあげることに成功。ヘンダーソンのスルーパスに抜け出したフィルミーノが技ありのチップキックでゴールに放り込み、リードを2点に広げる。
結局そのまま試合が終了し、打ち合いを制したリバプールが4-2で勝利。この勝利により2連勝を収めたリバプールは、首位に立つシティとアーセナルと再び勝ち点で並んでいる。
【得点者】
16分 0-1 E・ジャン(リバプール)
18分 1-1 J・マッカーサー(クリスタル・パレス)
21分 1-2 D・ロヴレン(リバプール)
33分 2-2 J・マッカーサー(クリスタル・パレス)
44分 2-3 J・マティプ(リバプール)
71分 2-4 R・フィルミーノ(リバプール)
【了】