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英2部で指揮を執るベニテス監督が、レアル時代よりハッピーな3つの理由とは

text by 編集部 photo by Getty Images

ラファエル・ベニテス
ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】

 現在、イングランド2部ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督。カテゴリーの落ちる中での仕事だが、彼は苦難のレアル・マドリー時代より幸せであると、28日、スペイン紙『アス』が報じている。

 同紙は、ベニテス監督が、これまで率いていたレアル・マドリーやリバプールなどと比べ、カテゴリーもクラブの格も落ちる中で、より喜びを感じられる3つの要因を挙げている。

 まず1つ目に同クラブのマイク・アシュリー会長からの信頼を勝ち得ていることである。ベニテス監督はチームを残留に導くことができなかったが、会長は同監督のよき理解者として手腕を評価している。

 そして、2つ目にはベニテス監督が望む補強のサポートを得られていることだ。クリスタルパレスから獲得したドワイトゲイルは12試合で11ゴールの好調ぶりを示し、ボーンマスから来たMFマット・リッチー、アストン・ビラから獲得したキーラン・クラークら、ここまで加入組の活躍が光っている。

 最後に、ベニテス監督はロッカールームの管理も手中に収めていることだ。チーム全員が昇格という目標に向かっており、選手たちもベニテス監督の手腕を称賛している。アディショナルタイムに2点を挙げて大逆転勝利した第10節のノーリッジ戦で見せた、選手と監督の歓喜の抱擁は、チームのいいムードの証と同紙は論じている。

 ベニテス監督は、2015/16にマドリーの監督に就任したが、今年1月に解任され、3月に降格の危機にあったプレミアリーグのニューカッスルの監督に就任した。1部残留に失敗したものの、現在、2部ではトップを快走している状況だ。再び同監督が欧州のトップの舞台に帰ってくる日も近そうだ。

【了】

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