フットボールチャンネル

浦和、磐田下し2ndステージ優勝! 年間首位かけ横浜FMとの最終節へ

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和
浦和レッズの決勝ゴールを奪った武藤雄樹【写真:Getty Images】

【ジュビロ磐田 0-1 浦和レッズ J1 2ndステージ第16節】

 明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節が29日に行われ、ジュビロ磐田と浦和レッズが対戦した。

 勝ち点を1ポイントでも積めばステージ優勝が決まる浦和と、引き分け以上で他会場の条件が整えばJ1残留が決まる磐田。シーズン終盤ということもあり、両チームとも負けられない一戦となった。

 前半は完全に浦和ペースで進む。磐田にも何度かシュートチャンスがあったものの、ボールを支配して好きなように攻める相手に翻弄される。特に浦和の遠藤が蹴るロングボールが猛威を振るい、1本のパスから一気にチャンスという場面も見られた。

 GKカミンスキーの好プレーなどで失点せず前半を切り抜けた磐田だったが、後半開始直後にジェイが惜しいシュートを放って以降ほとんどチャンスを作れない。浦和も前半ほどの勢いがなくなってしまう。

 それでも72分、待望の瞬間が訪れる。駒井が右サイドを突破してクロスを上げ、中央で武藤がヘディングシュート。うまくコントロールされたボールはGKカミンスキーの手をかすめてゴールネットに吸い込まれ、浦和が先制点を手にした。

 同点に追いつきたい磐田は松浦や森島といった攻撃的な交代カードを切って勝負に出る。浦和もズラタンや青木を投入して逃げ切り体制に入った。

 残り時間もしっかりとゲームをコントロールした浦和は、0-1で磐田を下し勝ち点3を積み上げた。この結果、浦和の2ndステージ優勝が決定。川崎フロンターレが鹿島アントラーズに勝利したため、年間勝ち点1位は決まらなかった。

 磐田は敗れたためJ1残留を確定させることができなかった。今季最終節のベガルタ戦、アウェイでの一戦に望みを託す。浦和は2位川崎Fと勝ち点差1ポイントで最終節は横浜F・マリノスと対戦する。

【得点者】
72分 0-1 武藤雄樹(浦和)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!