前イングランド代表監督のサム・アラダイスの現場復帰が早くもやって来るかもしれない。28日、英放送局『BBC』が伝えている。

　EURO2016後にイングランド代表監督に就任したアラダイスであったが、英紙『テレグラフ』のおとり取材で、FIFAやFAによって禁止されているにサードパーティーによる選手移籍を斡旋するアドバイザーに就任する提案を受け、年40万ポンド（約5200万円）の報酬を受け取ることで合意。その後アラダイスはイングランド監督を解任。67日の短期政権に終わっていた。

　そのアラダイスに対して英2部のウォルバーハンプトンがオファーをする可能性があるようだ。14試合で4勝のみに留まっているウォルバーハンプトンはワルテル・ゼンガ監督を解任。後任監督を探している最中だ。アラダイスの他には元レスター・シティ監督のナイジェル・ピアソンやポール・ランパードなどが挙がっている。

　アラダイスはボルトン、ニューカッスル、ウェストハムなどのプレミアリーグの監督を歴任。過去467試合で指揮を執ってきた。イングランド代表では不正関与を暴かれ解任されたアラダイスに早くも現場復帰の可能性が出てきた。

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