レアル・マドリーのナチョ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのDFナチョが、コパ・デル・レイで決めたスーパーゴールが、FIFAプスカシュ賞にノミネートされるのではと現地メディアは予想している。28日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙は、先日行われたクルトゥラル・レオネサとマドリーの一戦で、ナチョがショートコーナーからのクロスボールをダイレクトでジャンピングボレーし決まったゴールがFIFAプスカシュ賞にノミネートされると予想している。
伝説のストライカー、フェレンツ・プスカシュ氏の名を冠した同賞は、2009年に創設され、
前年に開催された各国リーグ戦、カップ戦FIFA主催大会の試合のゴールで、厳選された10のゴールの中から、ファンの投票によって選ばれる年間最優秀ゴール賞である。
昨年は、ブラジル・ゴイアス州選手権での、ゴイアネージアのウェンデル・リマが決めたオーバーヘッドキックが、リオネル・メッシ(バルセロナ)、アレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)らのスーパーゴールを抑えて受賞している。
ジネディーヌ・ジダン監督も、自身の2001/02シーズンのチャンピオンズリーグ決勝での伝説のボレーよりも「素晴らしい」と絶賛するナチョのゴール。マドリーの控えDFが思わぬ形で脚光を浴びることになるかもしれない。
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