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マンU伝説の名将がプレミア優勝争いを予想「マンCを筆頭に5チームが候補」

text by 編集部 photo by Getty Images

アレックス・ファーガソン
元マンチェスター・ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソン氏【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドの伝説的な監督であるサー・アレックス・ファーガソン氏は、かつてのライバルチームであるマンチェスター・シティを今季プレミアリーグの最大の優勝候補だと考えている。26日のドイツ紙『キッカー』が同氏のインタビューを伝えた。

 今季のプレミアリーグは、9試合を終えて上位5チームが1ポイント差にひしめくという大混戦となっている。シティは開幕6連勝で抜け出すかに見えたが、その後3試合勝てておらず、アーセナルとリバプールに勝ち点で並ばれたが得失点差で辛うじて首位を守っている状況だ。

「5チームの候補に可能性があると思う」とファーガソン氏は、今季の優勝争いの見通しについて語る。「マンチェスター・シティが優勝候補だ。それからトッテナムとリバプール。だがユナイテッドもまだ残っている。これからすぐに安定感を得ることができるならね」と述べ、シティから6ポイント離されている古巣もまだ優勝候補の一角だとしている。

 もう1チームはシティと勝ち点で並ぶアーセナル。「アーセナルも忘れてはならない。よりしっかりしたチームになっており、よりアグレッシブに戦っている」とアーセン・ヴェンゲル監督のチームを評価し、「若いアレックス・イウォビには好印象を受けている」と頭角を現しつつある新星への期待を口にした。

 上位3チームと1ポイント差での4位につけるチェルシーは、ファーガソン氏の挙げる優勝候補5チームに含まれてはいない。12位と出遅れている昨季王者レスター・シティも苦しい戦いとなることを予想しつつ、3戦3勝を記録しているチャンピオンズリーグでは「優勝とはいかないまでも、勝ち進む力があると思う」と上位進出を予想した。

 一方でブンデスリーガに関しては、FW大迫勇也の所属するケルンに好印象を抱いている様子。今季好調な戦いを見せ、王者バイエルン・ミュンヘンを追いかけているチームについて、「レスターを彷彿とさせる」とファーガソン氏はコメントしている。昨季のプレミアリーグのようなサプライズを引き起こすことができる可能性を感じているようだ。

【了】

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