ナチョとジネディーヌ・ジダン【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、DFナチョの決めたスーパーゴールを、自身の現役時代の伝説的なゴール以上に素晴らしかったと絶賛した。だがファンの多くはそう考えてはいないようだ。
現地時間26日に行われたコパ・デル・レイ4回戦1stレグの試合で、マドリーは3部のクルトゥラル・レオネサに7-1で勝利を収めた。チームの6点目となったナチョのゴールは、右サイドからのクロスにアクロバティックなジャンピングボレーで合わせた見事なものだった。
ジダン監督は試合後に、自身が2002年チャンピオンズリーグ(CL)決勝のレバークーゼン戦で決めたゴールとの比較について、「今回の方が綺麗だったよ。歴史に残るゴールだ」とコメントしている。ジダン監督のゴールは左からのクロスにダイレクトで合わせたボレーであり、CL決勝の歴史上屈指のスーパーゴールとして語り草となっている。
スペイン紙『アス』はこれを受け、どちらのゴールがより素晴らしかったかについてオンラインアンケートを実施。現地時間27日夜の時点では、投票者の約7割がジダン監督のゴールを支持する結果となっている。
単純に技術的には、どちらも甲乙つけがたい見事なゴールだったと言えるが、さすがにCL決勝と3部チーム相手のカップ戦という状況の差がファンの支持の差に表れているのかもしれない。
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