ゴールを祝福されるナチョ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、カップ戦でDFナチョが記録したゴールについて、自身の伝説的なゴール以上に素晴らしかったと絶賛している。26日付のスペイン紙『マルカ』などが指揮官のコメントを伝えた。
マドリーは現地時間26日に行われたコパ・デル・レイ4回戦1stレグの試合で3部のクルトゥラル・レオネサと対戦。12月に日本で開催されるFIFAクラブW杯出場のため同ラウンドの他の試合より前倒しで行われた一戦に、アウェイで7-1の大勝を飾った。
FWアルバロ・モラタとMFマルコ・アセンシオが各2点を奪うなどゴールを重ねたが、圧巻だったのは68分にナチョが記録したチームの6点目。右サイドからのクロスをエリア内で受けると、高い打点からのアクロバティックなジャンピングボレーを叩き込んだ。
ジダン監督は試合後に、自らの現役時代のスーパーゴールとの比較を求められた。2002年のチャンピオンズリーグ決勝レバークーゼン戦で、左からのクロスをダイレクトボレーで蹴り込み、マドリーに9度目の欧州制覇をもたらした一撃だ。だが指揮官は「今回の方が綺麗だったよ。歴史に残るゴールだ。ナチョのために嬉しく思っているし、彼にはその資格があった。いつもしっかり練習して、いつも真剣にやっている」と普段は出場機会の少ない26歳のDFを称えている。
大勝でベスト16進出を事実上確定させたマドリーは、11月30日に本拠地ベルナベウでの2ndレグを戦う。
【了】