フランス・リーグアンのニースは、今年起きたニーストラックテロ事件の被害者への寄付金を集金するためにFWマリオ・バロテッリのユニフォームをオークションにかけ、11100ユーロ(約126万円）で売却されたことを報告した。26日にクラブの公式ツイッターが伝えている。

　現地時間7月14日、ニースの遊歩道プロムナード・デ・ザングレで花火の見物をしていた人々の列にトラックが突っ込んだ。この事件により少なくとも84人が死亡し、202人の負傷者が出たとされている。

　そこで同市に本拠地を置くニースは、被害者のために寄付金を集金するためのチャリティー活動を考案。そして、リーグ戦4試合で5得点を決めてすぐさまチームのアイドルとなったバロテッリのユニフォームをオークションにかけ、さらにリーグアンのその他のクラブの貢献のおかげもあって合計で12万1500ユーロ(約1380万6000円）の収益金を被害者や被害者家族に寄付したことを公式ツイッターで報告している。

　チームだけではなく、テロの被害者のためにも大きな貢献しているバロテッリ。同選手が所属するニースは、10月30日にナントと対戦することになっている。

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