サウサンプトンは6試合勝利なし【写真:goal.com】
22日に行われたプレミアリーグ第17節、サウサンプトン対トッテナムの一戦は、3ー2でアウェーのトッテナムが勝利した。サウサンプトンDF吉田麻也はベンチ入りも出番なし。FW李忠成はベンチ入りしなかった。
内容が悪くないとしても5試合白星がないサウサンプトンと、ビラス=ボアス前監督の解任から1週間が経つトッテナムの対決は、ホームチームが先手を取る。13分、ララナがペナルティーエリア手前から反転シュートを決め、鮮やかに先制した。
しかし、ビハインドを背負ったトッテナムは、ここから巻き返す。逆転劇の主役になったのはアデバヨールだ。
25分、トッテナムはカウンターを仕掛けると、中央のアデバヨールが左サイドに展開。ソルダードを追いついて右足に持ち直してクロスを入れると、2人のDFの間に入ったアデバヨールが右足を伸ばしてボレーシュート。2人で攻めきってトッテナムが同点に追いついた。
1ー1で折り返すと、54分には左サイドを崩して相手のオウンゴールで勝ち越しに成功。その5分後には、ランバートに再び同点弾を許したが、64分にアデバヨールが勝負を決める。
右からのスローインをアデバヨールが受けると、混戦からペナルティーエリア右にボールがこぼれる。これにいち早く反応したアデバヨールが左足で叩き込み、トッテナムが勝ち越した。
その後、トッテナムはソルダードに何度か決定機があったものの決めきれず。それでもサウサンプトンに3点目を許さず、敵地で勝ち点3を手にした。