コパ敗退の痛み軽減する勝利【写真:goal.com】
21日のリーガエスパニョーラ第17節、セビージャは敵地エル・マドリガルでのビジャレアル戦を2-1で制した。ウナイ・エメリ監督は試合後、コパ・デル・レイ敗退の痛みを軽減する「重要な勝利」としながらも、「もう一歩進んだだけ」であることも強調している。
スペイン『EFE通信』がバスク出身指揮官のコメントを伝えた。
「リーガこそ、チームがコンスタントに発揮できる力を定義するコンペティションだ。序盤こそ痛々しいものだったがね。セビージャは少しずつ落ち着き始めており、勝利を得ればさらなる自信を得ることができる。この勝利は重要なものだが、我々にとってはもう一歩進んだだけなんだ」
試合自体については、次のように振り返っている。
「ビジャレアルは確固としたスタイルを持っており、セビージャにとっては敬意を示さなければならないチームだ。我々は守備をベースにして、素晴らしい仕事を実現した。空中戦で強さを発揮できたことが、大きな恩恵となったね」
「ただ強みとなっている部分のほか、改善しなければならない部分がある。我々は爆発させるべき素晴らしいクオリティーを有するチームだ。空中戦での決定力は素晴らしいものがある。が、ボールを保持するキャパシティーも必要だ」
リーガここ5試合で4勝1分けという成績を残すセビージャは、5位ビジャレアルと勝ち点2差で7位につけている。