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「ボーリングのピンみたいだ」。“ボトル直撃事件”でリーグ機構会長がバルサを痛烈揶揄

text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ
得点直後に観客からペットボトルを投げつけられたバルセロナ【写真:Getty Images】

 スペインプロリーグ機構のハビエル・テバス会長が、バルセロナの選手たちを痛烈に批判した。25日付け『マルカ』が報じた。

 現地時間22日に行われたアウェイのバレンシア戦で、バルセロナは後半アディショナルタイムにリオネル・メッシがPKを決めて3-2の勝利を収めた。

 しかし、メッシがPKを決めて喜ぶバルセロナの選手たちに向けて観客席からペットボトルが投げ入れられ、選手数人が地面に倒れこむこととなった。

 テバス会長は倒れたバルセロナの選手たちを「まるでボーリングのピンみたいだったね」と揶揄し、さらに皮肉的なコメントを述べた。

「たくさんの子供たちが見ているんだ。あのようなみんなを欺く行為をする場に自分がいたら恥ずかしったと思うよ。もしかしたら彼らは水がかかって冷たいと思って倒れたのかもしれないね」

 当のバレンシア側は、今回の事件は許されるものではないという姿勢を見せているが、バレンシアMFエンソ・ペレスはゴール直後にネイマールが観客に対して挑発的な態度を見せていたことを指摘し、「あのような仕草は自分のスタジアムでやるものだ」と批判している。

 劇的な展開でバルセロナが勝利を挙げた試合だったが、なんとも後味の悪い一戦となってしまった。

【了】

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