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シンガポール資産家がバレンシア買収へ?

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まずは4億ユーロを投資か
まずは4億ユーロを投資か【写真:goal.com】

スペイン『マルカ』は、シンガポールの資産家ピーター・リム氏がバレンシア買収に向けて動き始めたことを報じた。

スペインの銀行バンキアに、クラブ&財団を併せて約3億ユーロの債務があるバレンシア。バンキアはバレンシアに債務返済のプランがないと判断して売却先を探し始めたが、同クラブのアマデオ・サルボ会長は先手を打ったようだ。

サルボ会長は、選手の代理人業などを務めるジョルジュ・メンデス氏の紹介でリム氏とつながりを持ったという。リム氏は以前からリーガエスパニョーラのクラブへの投資に興味を持っており、アトレティコ・マドリーのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOとも友好的な関係を築いていることで知られる人物。サルボ会長&メンデス氏とは、ここ数週間にわたって交渉を行っていると報じられる。

交渉に参加した人物によると、リム氏は手始めに4億ユーロを投じ、負債の返済、株式の取得、新スタジアム建設、選手補強に着手する考えを示した模様。リム氏はバレンシアの筆頭株主になると目されるが、会長職はサルボ会長が務め続けると見込みとなっている。

Goal.com

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