ウェスタン・シドニーの楠神順平【写真:Getty Images】
オーストラリアのAリーグは24日、先週末に開催されたリーグ第3節のベストイレブンを公式サイトで発表した。ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ所属のMF楠神順平が、今季3試合で2度目となるベストイレブンに選ばれている。
楠神は現地時間23日に行われたニューカッスル・ジェッツ戦で90分間プレーし、開幕から3試合連続のフル出場。チームは2-0から追いつかれて2-2のドローに終わったが、楠神のパフォーマンスは上々だったと評価された。
「早くも今シーズン最高の買物の一つのように思える。彼のタッチやトリックはしばしばジェッツを混乱させた。得点を記録できなかったのは不運だった」と楠神に対しての寸評が記されている。
過去に川崎フロンターレ、セレッソ大阪でプレーした楠神は、今年加入したサガン鳥栖で1試合の出場にとどまったあと、7月にウェスタン・シドニーへ移籍。29歳にして初の海外挑戦となったが、ここまでの活躍で急速に評価を高めている。
Aリーグ開幕戦では、チームがシドニーFCとのダービーマッチに0-4で大敗したにもかかわらずベストイレブンに選出された。チームの初勝利に貢献した第2節もベストイレブンのベンチメンバー入り。毎試合のように好パフォーマンスを披露しており、地元メディアからはかつて同じクラブで活躍した“レジェンド“小野伸二のようになれるという期待の声も上がっている。
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