バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は、レアル・マドリーの監督時代に、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドに、どのポジションでプレーしたいかということを聞いていたというエピソードを打ち明けている。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
アンチェロッティ監督はマドリー時代のエピソードとして「ロナウドは一番重要なプレーヤーだった。彼にはどのポジションでプレーしたいかという事を聞き、そしてそれに応えるようにした」と述べ、「だが、彼は左サイドでのプレーが好きであり、そしてカリム・ベンゼマという素晴らしいFWもいて、ガレス・ベイルは右サイドが好きであったから、その要望に応えるのは難しいことではなかった。これでよかったのだと思っている」とインタビューで打ち明けている。
そして、チェルシーのアントニオ・コンテ監督について「彼はユベントス時代に指導した。リーダーであり、素晴らしいプロフェッショナルであった。監督としての彼についてはよく分からないが、その性格や人間性からも非常に安定感があると思う」と言及し、「皆時間が必要だ。チェルシーでよい仕事をすると思っている」と続けている。
また、アレックス・ファーガソン氏の後任としてマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任する可能性があったことについて「すでにマドリーと話し合っていたというのが、ユナイテッドとサインしなかった理由だ。誰もが率いてみたい偉大なクラブだが、すでにマドリーと交渉していたのだ」と語っている。
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