昨季CLではアウェーゴールに泣く【写真:goal.com】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)でバイエルン・ミュンヘンに敗れた後、UEFAに対してアウェーゴールのルール撤廃を求めるよう要求したと明らかにしている。
昨季CL決勝トーナメント1回戦でバイエルンと対戦したアーセナルは、ホームでのファーストレグで1-3の敗戦。アウェーでは2-0で勝利し、トータルスコアは3-3となったが、アウェーゴールのため敗退する結果に終わった。
ルールへの不満を訴えていたと明かしたヴェンゲル監督のコメントをイギリス複数メディアが伝えている。
「昨年我々はアウェーゴールで敗れたが、その後私はUEFAにアウェーゴール(のルール)を撤廃するよう要求した。たとえば我々は、ここで1-3で敗れ、ミュンヘンでは2-0で勝利した。バイエルン相手に失点せず2-0で勝つのは難しいことだ。アウェーゴールの重みは大きすぎる。もはや正当化できないものとなっている」
「現代のサッカーはすべてテレビ中継され分析されており、(アウェーでの試合に)もはや大きな違いはない。逆効果も生まれていると思う。ホームで戦うチームが失点を避けようとしている。ホームゲームで監督がまず言うのは、『失点をしないようにしよう』ということだ」
アーセナルは今季CLでも決勝トーナメント1回戦でバイエルンと再戦することが決定。昨年と同じくホームでのファーストレグ、アウェーでのセカンドレグとなる。