ミランの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
現在17歳のミランに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、将来チームの主将になることを夢見ているようだ。21日付の伊紙『ラ・スタンパ』が報じている。
セリエA史上最年少先発出場記録を更新したドンナルンマ。さらに代表の国際親善試合にもすでに途中出場を果たし、イタリア代表GKの最年少出場記録を104年ぶりに更新している。
このような並外れた記録を打ち立てたミランが生んだ逸材に、現在レアル・マドリーを初めとする欧州のビッグクラブが熱視線を送っているが、ミランはドンナルンマとの契約更新に向けて動いているとされている。
そのことについてドンナルンマは、「契約については僕の代理人であるミーノ・ライオラに任せてあるし、問題があるとは思わない」と返答。そして、「ずっと応援して来た僕が心から愛するチームでプレーしているんだ。これ以上の事なんてありえない」と現状に大満足していることを伝えている。
ドンナルンマが目標としているのはユベントスに所属する同国代表の守護神ジャンルイジ・ブッフォンだ。現在38歳の同選手はユベントスでも代表チームでも主将を務めているが、ドンナルンマも将来ミランの主将になりたいようだ。
「その頃には僕もまだゴールを守っていたいし、10年後にはミランのキャプテンマークも巻いてみたいね。今は主将を務めるに相応しいチームメートがいるけれど、将来は僕に出番が回って来るかもしれない」
移籍どころかミランの将来の主将に立候補したドンナルンマ。将来は主将だけにとどまらず、ミランのバンディエラ(チームの象徴)として君臨することになるかもしれない。
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