日本代表【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は20日、最新のFIFAランキングを発表した。
先月一気に56位へ転落していた日本は、ロシアW杯アジア最終予選の2試合を1勝1分で終えたこともあり、5つ順位を回復して51位にランクインした。アジア内ではイラン、オーストラリア、韓国、ウズベキスタンに次いで5番目となっている。
トップ10ではドイツとブラジルが順位を上げてそれぞれ2位、3位に。欧州王者のポルトガルはEURO決勝で対戦したフランスに抜かれて8位となった。またスペインが11位から10位にランクアップを果たし、ウェールズが11位に順位を落としている。
アジアを見ると、地域内最高位のイランが大幅ランクアップを遂げて27位に入った。ウクライナやアイルランド、ルーマニアなど欧米の中堅国をごぼう抜きして10個ランクを上げている。また日本よりも上のオーストラリアや韓国、ウズベキスタンも軒並み順位を上げた。
その一方でロシアW杯最終予選で苦戦を強いられている中国やカタールは順位を落としている。今月初旬に日本と対戦したイラクは予選グループ最下位ながら15個ランクアップを果たし113位につけた。
最新のFIFAランキングTOP20とアジア10傑は以下の通り(カッコ内は先月比)。
▽FIFAランキングTOP20
1位 アルゼンチン(0)
2位 ドイツ(+1)
3位 ブラジル(+1)
4位 ベルギー(-2)
5位 コロンビア(-1)
6位 チリ(0)
7位 フランス(+1)
8位 ポルトガル(-1)
9位 ウルグアイ(0)
10位 スペイン(+1)
11位 ウェールズ(-1)
12位 イングランド(0)
13位 イタリア(0)
14位 スイス(+2)
15位 ポーランド(+2)
16位 クロアチア(-2)
17位 メキシコ(-2)
18位 コスタリカ(0)
19位 エクアドル(0)
20位 オランダ(+4)
▽アジア10傑
27位 イラン(+10)
40位 オーストラリア(+5)
44位 韓国(+3)
48位 ウズベキスタン(+1)
51位 日本(+5)
54位 サウジアラビア(-2)
70位 UAE(-4)
84位 中国(-6)
91位 カタール(-6)
96位 シリア(+18)
【了】