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香川、9戦ぶりフル出場も見せ場なし。ドルトムントは2得点でポルトガル強豪に競り勝つ

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】

【スポルティングCP 1-2 ドルトムント チャンピオンズリーグ(CL)第3戦】

 現地時間18日にチャンピオンズリーグ(CL)第3戦の試合が行われ、ドルトムントはスポルティングCPと対戦。ピエール=エメリク・オーバメヤンなどが得点を積み重ね、ドルトムントが2-1の勝利をおさめている。

 日本代表MF香川真司は現地時間14日に行われたヘルタ・ベルリン戦で途中出場ながら攻撃を活性化される活躍を見せ良い印象を残した。その影響もありスポルティングCP戦では公式戦9試合ぶりとなる先発出場を果たしている。

 また、ラファエウ・ゲレイロやアンドレ・シュールレなど多数の怪我人が続出していることからベンチにはロマン・ヴァイデンフェラーとヘンドリック・ボンマンの2人のGKが入る形となった。

 試合開始して9分、ドルトムントはカウンターから一気に攻撃を仕掛け、右サイドを駆け上がったオーバメヤンが相手選手を振り切ってゴールを決める。34分にも左サイドのクロスからオーバメヤンがヘディングシュートを放ったが、これはゴールには結びつかなかった。

 それでも43分、前線でボールを奪ったユリアン・ヴァイグルが相手選手を交わし、一瞬の隙を突いて豪快なシュートをゴールに突き刺す。このゴールは同選手にとってCL初の得点となった。

 対するスポルティングCPはなかなかチャンスを作れない時間帯が続く。しかし、ドルトムントの選手がパックパスしたボールをGKロマン・ビュルキがキャッチしたことでスポルティングCPに間接フリーキックのチャンスが与えられると、ブルーノ・セザルが放ったシュートがゴール前を固めたドルトムントの選手の間を通り抜けゴールに突き刺さる。

 その後はお互いにスコアは動かなかった。結局、1点リードを守りきったドルトムントがスポルティングCPを相手に2-1の勝利をおさめている。この結果、ドルトムントは勝ち点を積み上げて7とした。香川は久しぶりにフル出場を果たしたが見せ場なく試合を終えている。

【得点者】
9分 0-1 オーバメヤン(ドルトムント)
43分 0-2 ヴァイグル(ドルトムント)
67分 1-2 セザル(スポルティングCP)

【了】

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