アトレティコ・マドリーのヤニック・カラスコ【写真:Getty Images】
進化を続けるアトレティコ・マドリーのMFヤニック・カラスコに多くのビッグクラブからの目が注がれているようだ。17日、スペイン紙『アス』が報じている。
先日のリーガエスパニョーラでは、キャリア初のハットトリックを達成したカラスコ。アトレティコは2020年6月までとなっている、この成長著しいベルギー代表選手との契約期間の延長と、現在4000万ユーロ(約45億7000万円)と設定されている違約金の引き上げを目論んでいる。
しかし、同紙では、すでにこの23歳のMFには多くのクラブから手が伸びていると報じている。特に熱心なのがマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティの両チームということだ。また、パリ・サンジェルマンも、カラスコのFWとしての能力を探っており、現エースのエディンソン・カバーニが去った際の後釜とも考えているようだ。
そんな中で、当のカラスコはアトレティコに満足しており、とりわけディエゴ・シメオネ監督とのプレーを望んでいると同紙は指摘する。クラブ側も同選手の価値を認識しており、年俸の増額を図ろうとしている。果たしてアトレティコはこの若き才能をビッグクラブから守り抜くことができるのか。
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