前半で勝負を決める【写真:goal.com】
21日に行われたプレミアリーグ第17節、リヴァプール対カーディフの一戦は、3ー1でホームのリヴァプールが勝利した。
直近3試合で14得点と絶好調のリヴァプールは、ルイス・スアレスが契約延長にサインして勢いに乗っているところ。カーディフとのホームゲームでも、序盤からのその勢いで攻め込んでいった。
しかし、受け身の試合になることはカーディフも承知の上。守備をベースにスタートして、リヴァプールの攻撃を跳ね返していく。15分にはカウンターからヌーンが良いシュートを放ったが、リヴァプールGKミニョレの好守に遭う。
20分を過ぎたあたりから、試合はやや落ち着き始めたように見えたが、リヴァプールのエースの好調は止まらなかった。
25分、L・スアレスのパスをアレンが左にはたくと、ヘンダーソンがダイレクトで中央へ。浮き球のボールに走り込んだL・スアレスが、右足のボレーシュートをたたき込んだ。
重心を上げなければいけなくなったカーディフに対し、リヴァプールは2点目を奪いにいく。コウチーニョ、シュクルテル、フラナガン、スターリングと、立て続けにビッグチャンスをつくったが、簡単にリードを広げることはできない。
それでも怒とうの攻めを続けるリヴァプールは、42分に追加点。L・スアレスがスルーパスに抜け出すと、GKの前で横パスを出し、スターリングが無人のゴールに流し込んだ。
45分には、再びキャプテンマークを巻いたエースが魅せる。ペナルティーエリア左手前から鮮やかな右足のシュートをゴール右隅に決めて、3ー0で折り返した。
後半に入って58分、カーディフはセットプレーからマッチのヘディングシュートで1点を返すが、反撃はここまで。リヴァプールが3ー1で試合を終えて、暫定首位に浮上した。