バレンシア戦前日会見【写真:goal.com】
22日のリーガエスパニョーラ第17節、レアル・マドリーは敵地メスタージャでのバレンシア戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、今年最後の試合を勝利で終える意欲を示した。
スペイン『マルカ』と『アス』がイタリア人指揮官のコメントを伝えている。
「重要な時期に迎える、とても難しい一戦だ。バレンシアは監督を交代したが、モチベーションを上げてマドリーとの試合に臨むだろう。我々は素晴らしいプレーによって勝ち点3を獲得し、今年を終えたいと願っている」
契約延長交渉が遅々として進まないMFシャビ・アロンソについても言及した。
「クラブから契約延長に関する情報は受け取っていない。しかし契約を延長しようがしまいが、彼は2014年夏まで我々の選手だ。起用できる状態にあるならばピッチに立たせるよ」
「マドリーがX・アロンソに依存しているとは思わない。我々は素晴らしい選手たちを擁するチームであり、今季ここまでの半分を彼なしでこなしたにもかかわらず、良い結果を収めることに成功した。もちろん、シャビのクオリティーは我々に自信を与えるものだ」
アンチェロッティ監督はまた、負傷のMFガレス・ベイルの代わりにMFアンヘル・ディ・マリアを先発で起用することも明言。ミッドウィークのオリンピック・シャティバ戦(2-1)で若手選手の姿勢に苦言を呈したことについては、次のように言い直している。
「後半のプレーは好むものではなかったが、若手のことだけを言ったわけではない。批判は彼らへ向けたものではなく、チーム全体の姿勢のことだ」