マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、現地時間17日に行われるプレミアリーグ第8節のリバプール戦は、自身が過去に体験してきた数々のビッグマッチと並ぶものだとして意気込みを見せている。14日付の英紙『ガーディアン』など複数メディアが伝えた。
ユナイテッドとリバプールの試合はイングランドにおける“ナショナルダービー“とも言うべき一戦であり、伝統的に大きな盛り上がりを見せる。今回はモウリーニョ監督とユルゲン・クロップ監督の名将対決としても大きな注目を集めることになりそうだ。
過去に指揮を執ったチェルシーでもリバプールとの試合を何度も戦ってきたモウリーニョ監督だが、ユナイテッドでの対戦は同じではないと感じているようだ。「ユナイテッドの監督として戦うことには、さらに大きな意味がある、ユナイテッドとリバプールの歴史的なライバル関係を、私の前のクラブ(チェルシー)でのものと比べるわけにはいかない」と語った。
一方で、このカードは自身が過去に率いたチームで戦ってきた世界的なダービーマッチと同等の試合だとも述べている。「インテル対ミラン、レアル・マドリー対バルセロナ、ベンフィカ対ポルトなど、そういった種類の試合だ。そして、私はそういう試合が好きなんだ」
今回の試合が行われるリバプールの本拠地アンフィールドについては、「好きな雰囲気」だとモウリーニョ監督は語る。「何度もここで勝ったし、負けたこともあった。いつも勝てたから好きだというわけではないが、好きな場所だ」と試合を楽しみにする様子を見せた。
前節終了時点でリバプールは首位マンチェスター・シティと2ポイント差の4位。ユナイテッドはさらに3ポイント差での6位に位置している。敵地で宿敵を叩き、勝ち点で並ぶことができるだろうか。
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