ビタリー・ヤネルトとイドリッサ・トゥーレ【写真:Getty Images】
U-19ドイツ代表の選手2人が、“水タバコ“によりホテルの部屋で火事を出すという不祥事を起こし、代表から追放されるとともにクラブからも処分を受けることになった。14日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
問題を起こしたのは、ともにブンデスリーガ1部のRBライプツィヒに所属するMFイドリッサ・トゥーレとMFビタリー・ヤネルト。2人はU-19ドイツ代表の招集を受け、来年のU-19欧州選手権に向けた予選を戦っていた。
現地時間8日に行われた試合で、U-19ドイツ代表はアウェイでアルバニアと対戦し、3-2の勝利を収めた。だがこの試合中に、チームが宿泊していたホテルの2人の部屋から火が出ていたことが明らかになったという。原因は、部屋に置かれていた水タバコだとみなされた。
U-19代表はこの一件を受け、2人をチームから追放し、”自腹”での帰国を命じたとのことだ。その3日後に行われたアイルランド戦では、ドイツのベンチ入りメンバーは規定の7人ではなく5人のみとなった。
ヤネルトとトゥーレは、代表チームだけでなくクラブからも処分を下されている。2人はRBライプツィヒのアカデミーの寮から退出を命じられ、部屋を探さなければならないようだ。さらに罰金処分を受けるほか、社会奉仕活動も義務付けられると伝えられている。
トゥーレは昨季のブンデスリーガ2部で1試合に出場し、ライプツィヒのトップチームにもデビューしている。チームは今季からブンデスリーガ1部に昇格したが、2人はまだ出場していない。
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