退任したガオ・ホンボ監督【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループAで3敗目を喫した中国代表の ガオ・ホンボ監督が、成績不振の理由で辞任を表明した。12日付の中国通信社『新華社』が報じている。
現地時間11日に2018年ロシアW杯アジア最終予選が行われ、中国代表はウズベキスタン代表に0-2で完敗を喫した。この結果、中国代表は4試合を終えて1分3敗でグループAの最下位に沈み、予選通過の可能性が絶望的となっている。
この結果を受けて、試合後にガオ監督は「私をサポートしてくれた選手たちとサポーターに感謝したい」と口を開くと、「辞任を決断する時に至ったと考えている」と辞任を表明した。
ガオ監督にとって同国代表の退任はこれで2度目となる。2009年にも中国代表を率いていた同監督は、2011年1月に開催されたアジアカップでグループリーグ敗退に終わり、同年8月に解任。その後に中国スーパーリーグのクラブで指揮を執った後、再び今年から中国代表チームを率いていた。
中国代表は来月にカタールと対戦し、今年のロシアW杯アジア最終予選の日程を終えることになっている。
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