セビージャのMF清武弘嗣【写真:Getty Images】
今季から加入したスペイン・リーガエスパニョーラのセビージャで出番が減少している日本代表MF清武弘嗣に再びドイツのブンデスリーガへ復帰する可能性が浮上しているようだ。9日にスペインの『フィチャヘス.net』が報じている。
清武は、セビージャで公式戦4試合に連続で出場していない。シーズンの初めには出番がもらえていたが徐々に出番が減少し、直近で行われたリーグ戦のアラベス戦ではベンチ外となった。
しかしチームが2部に降格してしまったとはいえ、ドイツではハノーファーで見せた活躍が評価されているようだ。これにより、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケやヴォルフスブルクといったドイツのクラブが清武の獲得に関心を示しているという。
シャルケは最近になって清武の獲得に関心を示しているとみられており、今冬の移籍市場で獲得に動くつもりがあると報じられている。一方で、ヴォルフスブルクも中盤を補強する上で清武が絶好のオプションだと考えていると報じられており、獲得オファーを提示するつもりでいるようだ。
清武は今季公式戦5試合に出場し、1得点2アシストを記録。未だにチャンピオンズリーグには出場していないが、レアル・マドリーとの対戦となったUEFAスーパーカップには延長戦を含めて120分間フル出場した。
しかし、今季より就任したホルヘ・サンパオリ監督から完全な信頼を掴み切れておらず、1アシストを決めたリーガエスパニョーラ第4節のエイバル戦以降一度も出場機会が与えられていない。
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