ファウス副会長の発言に答える【写真:goal.com】
バルセロナFWリオネル・メッシは、ハビエル・ファウス副会長の発言に答える形で、クラブに対して契約の見直しを要求してはいないと主張している。
クラブの財政部門を統括するファウス副会長は先日、メッシの放出の可能性を否定しながらも、今年2月に更改されたばかりの契約の見直しも否定。「6カ月ごとに新契約を締結する理由はない」と述べていた。
これに対してメッシは、自分の側から契約更改を求めているわけではないと述べた。現在負傷のリハビリのため帰国している同選手が母国アルゼンチンのラジオに対して語ったとされるコメントを、スペインなどのメディアが伝えている。
「ファウス氏はサッカーのことは何も知らない人で、バルサを一つの企業のように運営したがっているけど、実際にはそうじゃない。バルセロナは世界最大のクラブの一つで、それを代表するフロントも最高であるべきだ」
「僕自身も、僕の周囲の誰も、年俸引き上げや契約更新を要求してはいない。彼もそのことはよく知っている。僕は回復することに集中していて、ほかのことは考えていない。できる限り最高のフィジカルの状態に持っていきたいということだけだ」
今年2月にバルサとの契約を更新したメッシは、現在の契約が2018年までとなっている。