フランス代表のアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
チームメイト恐喝事件により、フランス代表から遠ざかり約1年がすぎたFWカリム・ベンゼマ。代表の新エース、アントワーヌ・グリーズマンはそんな彼に「共にプレーしたい」と代表復帰に向けたエールを送っている。7日、スペイン紙『アス』が報じている。
代表チームメイトであったマテュー・ヴァルブエナのセックステープを巡る恐喝事件で、共犯の容疑をかけられたことで代表から追放状態のベンゼマ。だが、そんな彼について、グリーズマンは仏紙『ル・モンド』に「フランス代表は彼の存在を恋しく思っている。なぜなら彼は偉大な選手だからだ」と語っている。
そして「彼とはすごくコンビネーションを作りやすいし、簡単にプレーできる。彼とはピッチの内外でよく分かり合えるんだ」とベンゼマ復帰を熱望するコメントを発している。
去る8月1日には主犯の1人、ムスタファ・ソウアウイ容疑者は「ベンゼマは無罪」と証言している。そして、来る10月14日に再び本件について裁判が行われる。フランスサッカー協会はベンゼマの容疑が晴れた際には代表復帰も匂わせる発言も残している。果たしてグリーズマンのラブコールは現実になるのだろうか。判決に注目が集まる。
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