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日本代表 8年前

日本対オーストラリア、直近5試合を振り返る。繰り広げられた激闘。日本は負けなし継続中【編集部フォーカス】

ドイツW杯での悪夢の逆転負け、アジアカップ決勝など日本とオーストラリアは多くの白熱した試合を演じてきた。ブラジルW杯に向けたアジア最終予選と同様に、今回も同組に入ったアジアのサッカーをけん引する2か国の直近5試合を振り返る。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

李忠成の決勝ゴールでアジア制覇

アジアカップ決勝で決勝ゴールを決めた李忠成
アジアカップ決勝で決勝ゴールを決めた李忠成【写真:Getty Images】

2011アジアカップ決勝(2011年1月29日)

【試合結果】
オーストラリア0-1 日本

【得点者】
李忠成(109分)

 自国開催以外で初めてベスト16に進出した南アフリカW杯後に就任したザッケローニ監督にとって初めてのビッグトーナメントとなったのが、このアジアカップだ。

 グループリーグから苦戦を強いられ、初戦のヨルダン戦では引き分けスタート。準々決勝のカタール戦は吉田麻也が退場し、準決勝の韓国戦では延長前半に奪ったリードを守り切れずにPK戦にもつれるなど、紙一重の勝負をものにして決勝に進出を果たした。

 緊迫とした展開となり、スコアレスのまま延長に突入。このままPK戦にもつれこむかと思われた109分。左サイドで遠藤保仁からパスを受けた長友が相手ディフェンダーをスピードで振り切る。クロスを上げた先にフリーで待っていたのは李忠成。李が打ったダイレクトボレーは美しい軌道を描き、ゴール左上へ。このゴールで日本はアジアカップ最多となる4度目の優勝を飾った。

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