ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が発表した”48カ国案”について、ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督は反対する構えを見せた。英メディア『ksat』が報じている。
インファンティーノ会長の計画は、まず最初に32カ国でノックアウト方式の1試合を行い、勝ち進んだ16カ国と、先にシード国として選ばれていた16カ国の合計32カ国がグループステージで戦うというものだ。それ以降は現行と同じ形でスケジュールが進むことになる。
しかしこの案に対して反対意見もあるようだ。レーブ監督は「より小さな国にとってはこれのおかげで大舞台に参加する資格を得ることはできるだろう。だが、我々は長期的に見てクオリティが下がることを理解しなければならない。やりすぎは良くないのだ。スポーツの価値を低下させてしまうのなら私は良いアイデアとは思えないね」と語り、ワールドカップの価値が低下することを恐れている。
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