最後のクラブはミランと強調【写真:goal.com】
ミランGKクリスティアン・アッビアーティが、クラブとの契約満了をもって現役を引退する意向を明らかにした。
来季を迎える前に37歳となるアッビアーティは、今季でクラブとの契約が満了する。今後について、同選手は19日の会見で次のように語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
「ここでもう1年? 37歳にもなれば、体にガタがくるのは普通のことだ。毎日練習していれば、若くたってケガをする。アッビアーティが常にレギュラーじゃなければいけないとは限らないんだ」
「キャリアについて言うと、ミランが『もういい』と言ったら、僕も同じように言う。ミランと新しい契約をかわさなかったら、90%の確率で引退するだろう。ガブリエウ? 彼にはクオリティーがある。彼が未来になり得るよ」
ミランは22日にインテルとのダービーを迎える。11位と不振のミランだが、アッビアーティはダービーが特別な試合だと話している。
「ダービーは常に特殊なんだ。勝ち点3をより必要としているのは僕らだね。インテルは僕らに勝ち点9差をつけているのだから。僕は順位表を見てもいない。一度見て、涙が出てきたんだ。シーズン前半戦はミランにふさわしい戦いができなかった。去年のように挽回できることを願っている」
「最近はうまくやっており、(前節)ローマ戦でも難しい試合で挽回することができた。あのドローはダービーに向けて士気を高めてくれたよ。負けていたら、より落ち込んでいただろうからね」