バレンシア監督に就任するチェーザレ・プランデッリ氏【写真:Getty Images】
バレンシアは1日、新監督としてイタリア人のチェーザレ・プランデッリ氏と2018年6月までの契約を交わすことが合意に達したとクラブ公式ウェブサイトで発表した。
プランデッリ氏は、現地時間2日に行われるリーガエスパニョーラ第7節のアトレティコ・マドリー戦をスタンドから観戦する予定。3日には本拠地メスタージャで就任会見を行い、同日から練習の指揮をスタートさせる。
バレンシアは今季リーガ開幕から4連敗と最悪のスタートを切り、9月20日にパコ・アジェスタラン前監督を解任していた。その後、暫定監督を務めるボロ氏の下でチームは復調し、2連勝を収めて最下位を脱出している。
プランデッリ氏はイタリアでパルマやローマ、フィオレンティーナなど複数クラブの監督を努め、2010年にはイタリア代表監督に就任。EURO2012では準優勝の好成績を収めたが、2014年ワールドカップでグループステージ敗退に終わったあと退任した。その後はトルコのガラタサライの招聘に応じ、イタリア国外での最初の挑戦をスタートさせたが、期待には応えられず4ヶ月あまりで解任される結果に終わった。
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