エディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】
現地時間28日のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節ルドゴレツ戦で2ゴールを挙げたパリ・サンジェルマン(PSG)のFWエディンソン・カバーニは、絶好調にもかかわらず冷静さを保っている。試合後コメントを『ESPN』が伝えた。
ルドゴレツに先制を許したPSGだが、ブレーズ・マテュイディのゴールで追いつくと、後半にカバーニが2得点して一気に逆転してそもまま逃げ切った。試合後、ウルグアイ代表ストライカーは「前半は難しかった。でもゴールするのは難しいと思った直後に決められて、試合をオープンに戻すことができた。同点の後は違った試合になったね」と逆転勝ちを振り返る。
「僕らは2ゴール目をフリーキックで奪った。いいことだよ。今週のトレーニングでずっと練習してきたんだ。チームとして重要なゴールだと思う。苦しい時期を抜けるためにハードワークしている」
この試合のゴールで、カバーニは今季の全公式戦8試合で9得点を奪ったことになる。ズラタン・イブラヒモビッチという絶対エースが去った後、ウナイ・エメリ監督のチームに不可欠なピースとして実力を証明している。
それでも経験豊富なゴールハンターは冷静だ。「自分はチームの中の1人を超える存在ではないと思う。みんなが同じように感じるべきだ。僕の重要度はすべてのチームメイトやこのチームのために働く人々と同じだよ」
謙虚さを忘れずハードワークを続けられるからこそ、その努力にともなった結果が得られているのだろう。カバーニは自信を胸の奥に秘めながら、チームの勝利のために身を粉にしてゴールを奪い続ける。
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