バルセロナのアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表を1978年ワールドカップ優勝に導いた名将セサル・ルイス・メノッティ氏は、」バルセロナのアンドレス・イニエスタを世界一のプレーヤーと考えている。27日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
『FOXスポーツ』の番組『ラ・ジャーベ・デル・ゴール(ゴールのカギ)』に出演したメノッティ氏は「議論の余地なく、素晴らしいプレーヤーがいる。私にとってはイニエスタがNo.1だ。彼はドリブル、パス、シュートもできファイトもする。ノミネートはされても一度もバロンドールを獲ったことがない」と述べる。
そして、その理由を「彼がマーケティング向きの人間ではないからだ。顔に特徴もなく、小声で話す。人によっては彼の良さに気付かないほどだ」とコメントする。
また、同胞のリオネル・メッシについては「もし彼がレアル・マドリーにいたら今と同じようにはなっていなかっただろう。彼のデビュー時にはイニエスタ、シャビ、ロナウジーニョらがいたのだ。特にロナウジーニョはメッシが好きだったからね」との見解を示す。
最後に、同じく同胞のディエゴ・シメオネ監督のサッカーについて、攻撃サッカー信奉者として有名なメノッティが意外にもポジティブな評価を下すという一幕も見られた。
【了】