議論を呼ぶ地域差別チャント処分【写真:goal.com】
インテルは一部サポーターのチャントで処分を受け、22日のミランとのミラノダービーでゴール裏スタンドを閉鎖するように命じられている。だが、キャプテンのMFハビエル・サネッティは、クルヴァ(ゴール裏スタンド)にサポーターがいなければダービーではないとの見解を示した。
15日のナポリ戦で地域差別チャントがあったとして、執行猶予中だった前回の処分とあわせ、ホームゲーム2試合でクルヴァの閉鎖を命じられたインテル。クラブはすでに異議を申し立てることを明らかにしている。
地域差別チャントによる処分は以前から議論を呼んでいたが、今回はミラノダービーという大一番でホームのインテルのサポーターが不在となるため、さらに注目を集めている。ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOも18日、両軍サポーターがいるダービーを望むと話した。
サネッティはイタリア『Rai』で次のように話している。イタリアの複数メディアが伝えた。
「インテルが異議を申し立てたのは正しいことだ。クルヴァがいないダービーは魅力を失うからね。試合前にニュースがあることを願っている」