マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
イギリスで話題を集めているマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督の暴露本の内容を巡り、レアル・マドリーはその記述内容を否定している。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
話題とされているのは、モウリーニョ監督と親交のある、英国のスポーツジャーナリスト、ロバート・ビーズリー氏による著書『モウリーニョ:アップ・クローズ・アンド・パーソナル』という本だ。発売に先駆け、英国紙『デイリー・メール』でその一部が紹介され、モウリーニョ監督のレアル・マドリーに関しての発言部分がスペインでは大きな話題になっていた。
同書によると、「マドリーは昨夏、カルロ・アンチェロッティ監督の後任として、モウリーニョ監督とコンタクトを取り、フロレンティーノ・ペレス会長が、GKイケル・カシージャス、DFセルヒオ・ラモスらの一掃を望んでいた」という内容の記述があるが、これに対し、マドリーサイドはこうした事実はなく、明らかな間違いだとコメントしている。
他にも、同書には、モウリーニョ監督がマドリーについて語っている部分があり、紹介されている。「マイケル・エッシェンが30歳の誕生日パーティーをするために、全チームメイトに声をかけたが、ルカ・モドリッチしか来なかった」というエピソードや、昨夏のマドリーの監督選びについて「ペレス会長はネームバリューゆえにジネディーヌ・ジダンを考えているが、彼はBチームでも成功していない。ユルゲン・クロップ監督は唯一連れてこられるだろう。ラファエル・ベニテスはもってのほかだ」と語った箇所も紹介されていた。
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