チェルシー相手に2ゴールを決めた岡崎慎司【写真:Getty Images】
【レスター・シティ 2-4 チェルシー キャピタル・ワン・カップ 第3回戦】
イングランド・キャピタル・ワン・カップ第3回戦が現地時間の20日に開催され、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでチェルシーと対戦した。岡崎が自らのスタイルを示す泥臭い2ゴールを決めたものの、チェルシーが延長戦の末に逆転勝利を収めている。
チャンピオンズリーグ初戦ではベンチ外となり、前節のプレミアリーグ・バーンリー戦では出番なしに終わった岡崎。しかし、この日は強豪チェルシー相手に先発出場を果たす。
すると17分、岡崎がクラウディオ・ラニエリ監督の期待に応える。右サイドからのクロスにヘディングで飛び込むも、ここは届かず一旦はボールを相手DFにクリアされる。しかし、これを再びヘディングで詰めてゴールに押し込んだ。
さらに34分、岡崎が爆発する。相手クリアボールをキングが拾うと、このこぼれ球を岡崎が胸トラップで拾いDFダビド・ルイスのブロックを振り切り押し込んだ。先制点に続き岡崎らしい泥臭くゴールに押し込んだ形で追加点を奪う。
しかし、アントニオ・コンテ新監督のチェルシーも反撃する。前半アディショナルタイムにケーヒルのゴールで1点を返してハーフタイムを迎えると、49分にはDFアスピリクエタのゴールで同点に追いつく。
75分にはラニエリ監督は岡崎に替えてFWウジョアを投入。しかし、89分にはボシレフスキが2枚目のイエローカードで退場しレスターは10人になってしまう。そのまま2-2で90分が終了し延長戦へ突入する。
すると延長前半の92分、チェルシーが逆転ゴールを叩き込む。MFセスクが前線へと飛び出し、ゴール左隅へとシュートを突き刺した。さらに続く94分には再びセスクが追加点を奪い勝負あり。チェルシーが2点のリードを奪われながらも逆転勝利で4回戦進出を決めた。
【得点者】
17分 1-0 岡崎(レスター)
34分 2-0 岡崎(レスター)
45分 2-1 ケーヒル(チェルシー)
49分 2-2 アスピリクエタ(チェルシー)
92分 2-3 セスク(チェルシー)
94分 2-4 セスク(チェルシー)
【了】