チェルシーのティボー・クルトワ【写真:Getty Images】
チェルシーのGKティボー・クルトワは、かつて3シーズンを過ごしたスペインが「今でも恋しい」という想いを隠さず語っている。20日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
2011年夏、19歳でアトレティコ・マドリーに加入したクルトワ。その後の3シーズンで2度のサモラ賞(リーガで最小平均失点GKに贈られる賞)を獲得するなど大活躍を見せ、2014年夏にチェルシーへと移籍した。
マルカ紙のインタビューに答えたクルトワは「スペインが恋しいね。クラブだけでなく、町、国そのものが恋しい。人々、生活様式、食事、、、最初の1分でこの国に恋をしたんだ。今でも夕食を遅くとる習慣があるし、一番見るテレビもスペインの番組なんだ」と打ち明ける。
気になるスペイン復帰については「スペインを去る時に、いつかまたここに帰ってくるという確信を持って去った。チェルシーとの契約は3年以上ある。2018年には最終年になるから、その時に更新するか、チェルシーを去るかを考える」と述べる。
「アトレティコでは、ひとつのチームになることの重要さを学んだ」と語るクルトワ。24歳の若さながら、すでにクラブシーン、ベルギー代表で十分な経験を持つ世界屈指の守護神へと成長した。自身の言葉どおりに、またそのプレーをスペインで見られる日は来るのだろうか。
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