U-16日本代表の久保建英【写真:佐藤博之】
現地時間19日にAFCU-16選手権インド2016が行われ、日本代表はキルギス代表と対戦し8-0の勝利をおさめた。初戦のベトナム戦に続く大勝で勝ち点6の2連勝となっている。
久保建英は先発出場を果たし2得点を決める活躍を見せた。まず、前半立ち上がりで良い形を作れなかった部分に関しては「1戦目に比べてコーチ陣から言われたのは、準備の部分とかメンタルの部分でちょっと気のゆるみがあったんじゃないかっていう。ちょっと緩むとああいう相手はすごいつけ込んでくるんで、そこをつけ込まれたんじゃないかと思います」と冷静に分析。
相手が積極的にがつがつ来たことで、ボールの置きどころを変えたことについては「ボールの置きどころっていうのは自分はだいたい感覚でやっています。何点も取られたりしたらちょっと変えると思いますけど、基本的にはあまり変えようとは思わないです」とコメントした。
そして、自身の得点シーンを振り返り「1点目はこぼれ玉を拾って、最初左足で打とうと思ったんですけど、(相手が)すごい勢いで出てきたんで、これ食いついてくるなと思って、ワンフェイント入れたらきれいにはがれたんで、あとは落ち着いて右足シュートで。2点目は平川選手からいいパスが来たんで、落ち着いてコース見て決めるだけでした」と、ゴールまでのプレーについて語っている。
また、71分の決定的なシーンについては「トラップした時点でGKがもう出てきてたんで、かわせるかなと思ってかわしたんですけど。最後はすごく左足が出てしまいました。ホントだったら右足で打ってたら入ってたシュートだったんで、もっと右足も使えるようにしたいです」と反省点を述べた。
(取材:元川悦子【ゴア】)
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