古巣チェルシーへ復帰したダビド・ルイス【写真:Getty Images】
ニースのFWマリオ・バロテッリやマンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバを最近批判したリバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が、今度はチェルシーの補強方針について言及した。17日付の英紙『デイリー・エクスプレス』が報じている。
今夏の移籍市場でDF補強が急務だったチェルシー。しかしなかなか適役が見つからなかった同クラブは、当時パリ・サンジェルマン(PSG)に所属していたDFダビド・ルイスが移籍可能だと分かった瞬間に直ぐに獲得へ乗り出した。
そこでキャラガー氏は、「D・ルイスは今季のセンターバックで(チェルシーのアントニオ・)コンテ監督のファーストチョイスではないだろう」と同選手を古巣へ復帰させたチェルシーの補強方針について言及している。
D・ルイスは2011年1月にチェルシーに加入。様々なタイトルの獲得に貢献した後、2014/15シーズンにDFとして当時世界最高額でPSGへと移籍した。そして、3シーズン後に再び古巣へ復帰している。
キャラガー氏は、「もしコンテ監督がD・ルイスを求めていたならば、もっと早い段階で獲得に乗り出していたはずだ」と同選手がファーストチョイスにされていなかったことを告げると、「イタリア代表やユベントスには守備をすることを主な任務としていた万能なディフェンダーがいたね。だけど、D・ルイスは彼らのようなタイプのDFではない」と監督好みのDFではないと疑問を投げかけた。
先日行われたプレミアリーグ第5節のリバプール戦がチェルシー復帰戦となったD・ルイス。チームが今季初黒星を喫してしまったことで議論の的とされてしまったのかもしれない。
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