レスター・シティのイスラム・スリマニ【写真:Getty Images】
レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、現地時間17日に行われたバーンリー戦で2得点を記録したFWイスラム・スリマニを絶賛している。18日付の地元紙『レスター・マーキュリー』が指揮官の試合後のコメントを伝えた。
夏の移籍市場最終日にクラブ史上最高額となる移籍金2900万ポンド(約38億6000万円)で加入したアルジェリア代表FWは、14日のヨーロッパリーグ初戦クラブ・ブルージュ戦に続いて先発出場。プレミアリーグ初ゴールを含む2得点を記録し、3-0の快勝に大きく貢献している。
「スリマニにとっても、全員にとっても良い試合だった。彼もチームメートたちも非常に良いパフォーマンスを見せてくれたよ。2ゴールを決めてくれたが、(ジェイミー・)ヴァーディーや他の選手たちともうまく連携していたね」とラニエリ監督はスリマニのプレーに賛辞を送っている。
スリマニの貢献は得点だけではなかったとも評価しているようだ。「試合を通して、本当に激しくプレスをかけてくれた。そういう特徴を持った選手だからこそ我々は彼を獲得したんだ」と指揮官は語った。
レスターの日本代表FW岡崎慎司は、クラブ・ブルージュ戦に続いてバーンリー戦も出場機会を得ることができなかった。レスター加入1年目の昨季は、ストライカーとしては決して多くのゴールを決めるわけではなくとも前線での精力的なプレスが高く評価されていた岡崎だが、その点でもライバルFWが高評価を得るようだとチーム内での立場はますます厳しいものになってしまうかもしれない。
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