ケルンの大迫勇也【写真:Getty Images】
ケルンの日本代表FW大迫勇也が、独紙『ビルト』に対して近況を語り、移籍や日本代表について言及した。
2014年1月に鹿島アントラーズからドイツ2部の1860ミュンヘンに移籍し、半年後にケルンにやってきた大迫。しかし、ブンデスリーガでは55試合で4得点にとどまっており、昨季も25試合で1得点という結果だった。
今季は移籍も報じられたこともあった大迫だが、「僕はプロなので、上手くいかないからという理由だけで逃げ出すことはない」と、ケルンからの移籍は考えていなかったことを明かした。
日本代表でも、昨年の6月に行われたロシアワールドカップアジア2次予選以降、約1年遠ざかっている。
しかし、「今はそのこと(日本代表のこと)は重要ではない。まずはケルンのことを考えている」と、チームで結果を出すことに専念したいと語った。
「ケルンで期待に応えられていないことは理解している。良いパフォーマンスをして、チームメイトやファンからリスペクトを勝ち取りたい」
開幕戦のダルムシュタット戦ではベンチスタートから途中出場、続く第2節のヴォルフスブルク戦では先発出場するも途中交代と、完全にポジションを得ている状況とは言い難い。
また、今季初の公式戦となったDFBポカールのプロイセン戦(ドイツ6部)では2得点を挙げているが、リーグ戦ではゴールはない。
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