マンチェスター・ユナイテッドのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
今季にマンチェスター・ユナイテッドへ加入したFWズラタン・イブラヒモビッチは、過去にナポリでキャリアを終えたがっていたようだ。15日に伊メディア『ラジオCrc』が報じている。
昨季に4シーズンを過ごしたパリ・サンジェルマンを契約満了で退団し、今夏にユナイテッドへ加入したイブラヒモビッチ。同選手は、実はナポリで現役を引退したかったようだ。
今夏に様々な大型取引をした代理人のミーノ・ライオラ氏は、「私と話す会長は、過去に起きたことを我々の間で秘密にしておくことを確信しているんだ。だからこれは私とナポリと会長だけの秘密だ」という前提条件をもとにイブラヒモビッチについて口を開いた。
同代理人は、「過去に(ナポリの)サン・パオロ・スタジアムで行われたチロ・フェラーラ(現武漢卓爾監督)の引退試合で、『ミーノ、オレはナポリでキャリアを終えたい』とズラタンが言ったことしか私には言えない。ナポリのメンタリティは彼のそれに最も近いんだ。もしセリエAが過去のままであったならば、きっと彼はナポリで現役を引退していたね」と過去を明かしている。
現在34歳となり、今季からキャリア初となるプレミアリーグで新たな冒険を始めたイブラヒモビッチ。イタリアには現在同選手が受け取る高年俸を支払えるクラブはいないが、果たして数年先に再びイタリアへ戻ってプレーをする日が訪れるだろうか。
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