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モウリーニョ、ELの位置づけを率直に語る「マンUの望んでいる大会ではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ初戦に臨むにあたり、クラブや選手たちにとってモチベーションを持つのが難しい大会であることを認めている。14日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが同監督のコメントを伝えた。

 ユナイテッドはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指して昨季プレミアリーグを戦っていたが、CL出場に必要な4位以内を逃す結果に終わり、ELで戦うことになった。現地時間15日に行われるEL初戦では、オランダのフェイエノールトとアウェイで対戦する。

 モウリーニョ監督はこの試合に向け、主将のウェイン・ルーニーら主力数名を外した招集メンバーを発表している。数年前まではCLで優勝を目指して戦っていたユナイテッドにとって、本来戦いたい大会ではないことは指揮官も率直に認めた。

「マンチェスター・ユナイテッドの望んでいる大会ではない。私や選手たちの望んでいる大会ではない。だが我々の出場している大会であり、それが現実だ。リスペクトを持って大会に臨まなければならないし、この大会で優勝したいと思っている」

 モウリーニョ監督はさらに、ELが「全ての選手にとって大きな夢ではないことは分かっている」ともコメント。だからこそ、試合に向けて選手たちのモチベーションを高められるように努めたいと語った。

 昨季ELでデンマークのミッティランに苦戦を強いられたことを教訓とし、対戦相手や大会を軽視すれば危険であることも指揮官は強調している。まずは適切なアプローチで初戦に臨み、グループ突破に繋がる結果を出したいところだ。

【了】

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