レアル・マドリーのアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWアルバロ・モラタは、現地時間14日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦のスポルティングCP戦で劇的な決勝ゴールを奪った喜びをあらわにしている。14日付のスペイン紙『アス』が試合後の同選手のコメントを伝えた。
連覇に向けて好発進を切りたかったマドリーだが、本拠地ベルナベウでなかなかゴールを奪うことができず、0-1のビハインドで終盤を迎える苦しい展開。だが89分にFWクリスティアーノ・ロナウドが直接フリーキックを決めて同点に追いつくと、アディショナルタイムにはモラタが左サイドからのクロスにヘディングで合わせて値千金の決勝ゴールをもぎ取った。
モラタはゴールの場面について、「ハメス(・ロドリゲス)があそこに出してくれると分かっていた。自分の力を全て込めたよ」と力強くコメント。さらに次のように続けている。
「良い形で試合を始めることはできなかったけど、これがマドリーなんだ。このクラブ、このスタジアムではこういうことが起こる。すごく満足して帰宅することができるよ。僕らは最後までずっと信じ続けていた。審判が(タイムアップの)笛を吹くまでは勝てるチャンスがある」
今夏ユベントスから買い戻される形でマドリーに戻ってきたモラタは、他クラブへ売却される可能性も取りざたされていたが、結局マドリーに残った。「ここで勝つことが僕の夢なんだ。ゴールで貢献していきたい」と今後のさらなる活躍に向けて意気込みを口にしている。
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