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Cロナ、苦戦を強いられたレアルに喝。「こんな調子だとやられてしまう」

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド
レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは、スポルティングCPに対して苦戦を強いられたチームに「このままではダメだ」と意識改革を求めた。14日付のスペイン紙『アス』などが試合後の同選手のコメントを伝えている。

 現地時間14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦の試合で、マドリーはC・ロナウドの古巣であるスポルティングCPとホームで対戦。0-0で迎えた後半立ち上がりに先制点を奪われたが、89分にC・ロナウドが直接フリーキックを決めて同点とし、アディショナルタイムにはFWアルバロ・モラタも決めて劇的な逆転勝利を収めた。

 結果的には勝ち点3を手に入れたとはいえ、C・ロナウドはチームの戦いぶりに不満な様子だ。「スポルティングが良いプレーをすることは、僕にとって意外ではない。そういう相手に対して、悪い入り方をしてしまった」と、エンジンのかかりの遅さに反省の弁を述べている。

「マドリーはこの伝説的なスタジアムで、劇的な逆転を成し遂げてきた歴史がある。だが今回は、こんなに甘い意識で試合に入ってはいけないという警告だ。CLでは、そんな調子だとやられてしまう。僕らはグループを首位で突破したいと思っているんだからね」と今後の試合に向けての改善を呼びかけた。

 土壇場での同点ゴールを派手に喜ばなかったことについては、「本能的にゴールを祝おうとしたけど、僕を育ててくれたクラブだからできなかったんだ」とコメント。C・ロナウドが引退前に古巣に戻ることをスポルティングCP会長が望んでいることについては感謝を述べつつ、「マドリーで引退したい。今の僕の心はこのクラブにある」と復帰の意思がないことを強調した。

 マドリーは次節、日本代表MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントとアウェイで対戦。グループ首位の座を争うことが予想されるライバルとの大一番となる。

【了】

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