ラウール・メイレレス(左)とサリー・ムンタリ(右)【写真:Getty Images】
カリアリは、主力が重傷で長期離脱をする“深刻な理由”により、代役を獲得することで現在規定のメンバー数を1名増やすつもりのようだ。12日に伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
現地時間11日に行われたイタリア・セリエA第3節で、カリアリに所属するMFアルトゥール・イオニタが腓骨を骨折する重傷を負った。この怪我により同選手は手術を受けることになるとみられており、手術後には少なくとも4ヶ月間の離脱が見込まれているため、同クラブは急遽代役を補強せざるを得なくなったと報じられている。
そこでカリアリは、移籍市場が先日閉まってしまったため、代役として現在無所属の選手と契約を結ぶつもりでいるようだ。その代役選手として元チェルシーのMFラウール・メイレレス、元ミランのMFサリー・ムンタリ、MFフェルナンド・ティッソーネの3名の選手が候補者として名前が挙がっているとみられている。
昇格組のクラブとしては豪華な候補者たちだ。32歳のムンタリと33歳のメイレレスは国際経験が豊富なエキスパートな選手であり、30歳のMFティッソーネもセリエAを良く知る選手である。
これらの選手たちは無所属であるため移籍金を必要としない。このため、契約面での条件で双方が折り合いを付けれるかどうかが焦点となる。
予期せぬ主力の重症により緊急的に補強を行わなければならなくなったカリアリ。今後の進展に注目が集まりそうだ。
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