ユベントスのFWパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、空き番になってる“10”番を受け継がなかった理由を明かした。11日に伊メディア『メディアセット・プレミアム』が報じている。
昨季にユベントスの10番を背負っていたフランス代表MFポール・ポグバが今夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したことで、チームのスター選手であるディバラがこの伝統的な番号を受け継ぐものだとみられていた。しかし同選手は背番号を変更せず、クラブは今季の“10”番を欠番にする決断をしている。
そこでディバラは、この理由について「誰からも背番号を変更するよう求められなかった」とクラブから背番号変更のオファーを受け取らなかったことを明かした。
さらに同選手は、「僕は21番で満足しているよ。それにここでは重要な番号だからね」と過去にこの番号を付けていたジネディーヌ・ジダン(現レアル・マドリー監督)やMFアンドレア・ピルロ(現ニューヨーク・シティ)を引き合いに出すと、「もちろん代表チームで10番を付けることは、ここよりもさらに難しそうだ…」とアルゼンチン代表で10番を背負うバルセロナのFWリオネル・メッシを引き合いに出している。
今季の“10”番を欠番にしたユベントス。将来ディバラがこの番号を受け継ぐ日は訪れるだろうか。
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