「もう一度、彼にチャンスを与えてほしい」【写真:goal.com】
トッテナムは、プレミアリーグ第16節のリヴァプール戦で0-5の大敗を喫した後、アンドレ・ビラス=ボアス監督の退任を発表した。イングランドではその後任をめぐる報道が過熱している。
『BBC』によると、元イングランド代表指揮官であり、スパーズのOBでもあるグレン・ホドル氏が就任に前向きとのことだ。短期の契約も意に介さない姿勢だという。
現在、56歳のホドル氏は2001年から2003年までスパーズの指揮を執っており、同クラブのダニエル・レヴィ会長とも良好な関係を保っている。2006年6月にウォルバーハンプトンを去って以来、ウクライナ代表監督就任のオファーを断るなど第一線から退いているが、かつてスパーズに所属しイングランド代表のエースとしても活躍したギャリー・リネカー氏は自身の『ツィッター』で次のように語る。
「このレベルで、グレン・ホドルにもう一度チャンスが与えられるのを見たい。彼は素晴らしいサッカー観の持ち主だ」
クラブの英雄のつぶやきを受け、スパーズの首脳はどのように動くのか。なお、現時点ではテクニカル・コーディネーターだったティム・シャーウッドが暫定的に監督の座に座ることが決定しているが、後任の噂は絶えない。その中には、元イングランド代表監督のファビオ・カペッロ、スウォンジー・シティのミカエル・ラウドルップ監督、そしてスパーズのフランコ・バルディーニTD(テクニカルディレクター)の名前が挙げられている。