レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、就任からわずか8ヶ月でクラブの歴史に名を残す存在となった。現地時間10日に行われたリーガエスパニョーラ第3節オサスナ戦に勝利を収めたことで、クラブ記録に並ぶリーグ戦15連勝を達成している。
昨シーズン途中の1月にラファエル・ベニテス前監督からチームを引き継いだジダン監督は、就任から7試合目のリーグ戦となった2月末のアトレティコ・マドリー戦で初黒星を喫した。だがそこからは勝ち点を1ポイントも落とすことなく、破竹の12連勝でシーズンを終えていた。
今季は開幕からの2連勝に続いて、10日に対戦したオサスナにも5-2で勝利。1960/61シーズンにミゲル・ムニョス監督が記録していたクラブの最多連勝記録に並ぶことになった。当時のマドリーはアルフレッド・ディ・ステファノやフェレンツ・プスカシュらのレジェンドを擁し、前年までに5年連続の欧州制覇を成し遂げていた伝説的なチームだった。
18日に行われる次節エスパニョール戦では、ジダン監督はクラブの連勝記録を更新するとともに、現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が保有するリーガの最多連勝記録に並ぶことに挑戦する。グアルディオラ監督の率いていたバルセロナは、2010/11シーズンの10月から2月にかけて16連勝を記録した。
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